契約の際の売主との交渉・合意について

資金計画の目処がたったらいよいよ売買契約です。これを行うともう後戻りができない状態になりますから、最後の最後、慎重に判断して契約を行う必要があります。まず行っておきたいのが売主に対する売買金額の交渉。できるだけ安く購入したいわけですから、入念に交渉を行っておきたいところ。融資額や自己資金を踏まえつつ最適な金額に落ち着けるような交渉を進めていきましょう。ただし、あまりしつこく値切ると売主の心象を害してしまう可能性もありますし、他に買い手がいる場合にはせっかくのチャンスを逃してしまう恐れもあります。仲介する不動産会社とよく話し合ったうえで進めていくことが求められるでしょう。そしていよいよ正式な売買契約。ローンで購入する場合には審査結果をしっかりと明記しておくほか、代金の支払方法、引渡し条件なども細かく話し合って決定しておく必要があります。とくに瑕疵担保責任に関する内容はしっかりと詰めておきましょう。後になって修繕やリフォームの必要が生じ、どちらが費用を負担することになるのが争うことにもなりかねません。不要なトラブルを避けるためにも売主・買手双方が納得し、合意したうえでの契約の締結が前提条件となります。なお、契約書は正しい手順に従って作成し、交し合わなければなりません。印紙税の支払いなども忘れずに行いましょう。その後もローンの契約や物件の引渡し、代金の支払いなどがありますが、基本的には売買契約が完了した段階でマンションが自分のものとなります。マンション経営をはじめる決定的な一歩を踏み出す重要な境界線となるわけです。